運転代行業という商売には、以下のような特徴があります。
- 実店舗がなく移動型のサービス
- 平均客単価が1万円以上と高額
- 高級車に乗るような富裕層が多い
このような特徴を考えると、細かい釣り銭を用意しておき現金をやり取りするには不向きな商売といえるのではないでしょうか?
そこで、クレジットカード決済サービスの出番です。
スマホでカード決済が行えるサービスを導入
中小企業だけでなく個人事業主を対象としていて、なおかつスマートフォンにカードリーダーを接続できるタイプのカード決済サービスが登場しています。
スマホだけで導入できるカード決済サービスであれば、運転代行業の営業にも問題なく導入することが可能ですね。
おすすめのクレジットカード決済サービス
運転代行業に適したスマホだけで導入できる便利なカード決済サービスを2つご紹介します。
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Square(スクエア)
- 最短で翌営業日に入金される
- 決済手数料以外のコスト負担なし
- カード情報の手入力による決済も可能
- カードリーダーはiPhone、iPad、Android端末に対応
- 売上を管理しやすい利便性の高い管理画面
Square(スクエア)は、スマホやタブレットによるカード決済可能なPOSレジサービスとしては代表的な存在です。
法人だけでなく個人事業主でも申込可能です。カード決済の導入にあたっては、まずはSquareを検討しましょう。
対応ブランド VISA
MasterCard
American Express
JCB
Diners Club
Discover決済手数料 5つの主要ブランドは3.25%
JCBは3.95%Squareを利用する最大のメリットは入金サイクルにあります。三井住友銀行とみずほ銀行の口座を指定している場合、翌営業日に売上が自動で振り込まれます。ビジネスを運営していく上で、売上の入金が早いことは重要なポイントです。
また、必要な経費は決済手数料のみ。月額固定費は一切かからず、さらに嬉しいことに金融機関への振込手数料も0円となっています。
SquareのICカードリーダーは、iPhone・Androidを問わず使用することが可能です。Squareは、多くの人が導入可能な裾野の広い決済サービスといえるでしょう。
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AirPAY(Airペイ)
- 決済手数料が業界最安水準
- 交通系電子マネーでの決済にも対応
- リクルートグループ企業がサービスを運営
Airペイは「クレジットカード」「電子マネー」「Apple Pay」をまとめて1端末で決済できるサービスです。国内企業であるリクルートライフスタイルが運営しています。
決済手数料が業界最安水準に設定されています。
対応ブランド VISA
MasterCard
American Express
JCB
Diners Club
Discover決済手数料 VISA、MasterCard、AMEXは3.24%
JCB、Diners Club、Discoverは3.74%Airペイを選ぶメリットとしては、電子マネーとApple Payに対応していることが挙げられます。
つまり、Airペイを導入すると、顧客がSuicaやPASMOなどの交通系ICカードで運転代行料金を支払うことが可能になります。
ただし、対応する端末がiPhoneまたはiPadのみとなります。Android端末では使えませんので、注意が必要です。
クレジットカード決済サービスについてのまとめ
移動型サービス業である運転代行の業務に適したクレジットカード決済サービスを2つご紹介しました。
すでに運転代行サービスを営業中の法人・個人事業主の方にも、Square(スクエア)の利用開始をおすすめします。
決済手段を取り揃えておくことは顧客満足度にもつながります。必ずクレジットカード決済サービスを導入しておきましょう。