運転代行業は、随伴車輌で顧客の元へ向かい運転サービスを提供することを繰り返すビジネスです。日々の業務の流れについては、運転代行業のビジネスモデルの解説をご覧ください。
経営者として運転代行業を捉えた場合、経費として深く考える必要があるものは下記の3つでしょう。
- 運転手の人件費
- 随伴車輌のガソリン代
- 随伴車輌の高速道路料金
人件費についてはスタッフ採用の解説記事を、高速道路料金についてはETCカードの解説記事をそれぞれ参考にしてください。
ここでは、ガソリン代を少しでも抑えるための施策として、ガソリンカードをご紹介します。
運転代行業にとってガソリン代はまさに必要経費というべき存在です。ガソリン料金の割引を考えることは、そのまま利益率の改善に直結します。運転代行業にとっては、審査が簡単な法人ガソリンカードがおすすめです。
高速情報協同組合発行のガソリンカード
運転代行業で使用するガソリンカードとしては、高速情報協同組合のガソリンカードがベストチョイスです。
- エネオスまたは出光から選択
- 新会社でも作成可能
- 車両の限定なし
- 給油明細表が送付されるので経理の時間短縮が可能
- 全国均一価格が適用される
高速情報協同組合発行の法人ガソリンカードは、エネオスまたは出光のどちらかを選択して利用します。
エネオスは全国で1万を超える店舗数を誇り、都道府県をまたいで運転代行を行う場合におすすめです。例えば、東京都で開業して、積極的に神奈川県・千葉県・埼玉県まで運転代行を行う予定であれば、エネオスのガソリンカードを発行しましょう。
クレジット会社の審査がないガソリンカードであるため、新会社でも作成することが可能です。もちろん、個人事業主でも申し込むことができます。出光クレジットなどのクレジットカードで審査落ちした法人・個人事業主でも、問題なく発行してもらえますよ。
また、後払い決済となるため、資金繰りの面でもメリットがあるといえます。
いつも同じガソリンスタンドを利用し、運転代行の営業開始前に絶対にガソリンを入れるのであれば、確実に法人ガソリンカードを発行しておきましょう。